万松院

厳原港から徒歩15分。[厳原町西里]
対馬の豪族で、15世紀中ごろに朝鮮貿易を始め、江戸時代には対馬藩主として徳川将軍に代わって朝鮮半島との外交を代行していた宗家。
万松院は、元和元年(1615)に20代宗義成が建立した宗家菩提寺だ。百雁木と呼ばれる132段の石段を上がると、うっそうとした木立の中に墓所がある。
初代対馬藩主で宗家19代義成から33代義和まで、歴代藩主と夫人、側室などの墓碑が並ぶ。
本堂は明治12年(1879)の再建で、朝鮮国王から贈られた三具足といった寺宝や、徳川家の代理として外交を司る証しともいえる徳川歴代将軍の位牌を収める。
山門も桃山様式の貴重な建造物。